はじめに
Bootstrap 3では、レスポンシブ対応のページを簡単に作成できますが、テキストのリサイズに関してはBootstrapまかせになるかと思います。今回は、テキストのリサイズを制御できるFixTextを試してみます。
2014年03月15日 09時28分
Bootstrap 3では、レスポンシブ対応のページを簡単に作成できますが、テキストのリサイズに関してはBootstrapまかせになるかと思います。今回は、テキストのリサイズを制御できるFixTextを試してみます。
作業の前提条件は、下記のとおりです。
ソフトウエア | バージョン |
---|---|
OS | Windows 7 Ultimate 32bit |
Cygwin | Setup Version 2.831 |
設置に必要なアーカイブをダウンロードし、解凍します。
$ cd /tmp/demo $ wget -q https://github.com/davatron5000/FitText.js/archive/master.zip $ unzip -q master.zip $ rm -f master.zip $ mv FitText.js-master fittext
jquery.fittext.jsを、HTMLファイル中に指定し、FitTextのロードを行うJavaScriptを 追加します。
なお、ZIPファイルに含まれるexample.htmlではid指定ですが、ここでは、classを指定しています。
<script src="jquery-1.10.2.min.js"></script> <script src="bootstrap.min.js"></script> <script src="fittext/jquery.fittext.js"></script> <script> $(".ft1").fitText(); $(".ft2").fitText(1.5); $(".ft3").fitText(0.5); </script>
FitTextでは、オプションで文字の縮尺率を、数値で指定できます。
指定値 | 概要 |
---|---|
無指定 | 縮尺しないで等倍で表示します。 |
1以上 | 1/指定値の縮尺率で縮小表示します。 |
1未満 | 1/指定値の縮尺率で拡大表示します。 |
1以上の値を指定すると縮小され、1未満の値を指定すると拡大されます。
縮尺を掛けたいコンテンツを作成します。
<p class="ft1">FitTextを無圧縮で使用しています。</p> <p class="ft2">FitTextを圧縮率を1.5で使用しています。</p> <p class="ft3">FitTextを圧縮率を0.5で使用しています。</p> <p>FitTextを使用しないで表示しています。</p>
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="utf-8"> <!--[if IE]> <meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge"> <![endif]--> <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1"> <title>049</title> <link href="bootstrap.min.css" rel="stylesheet"> </head> <body> <div class="container"> <div class="row"> <p class="ft1">FitTextを無圧縮で使用しています。</p> <p class="ft2">FitTextを圧縮率を1.5で使用しています。</p> <p class="ft3">FitTextを圧縮率を0.5で使用しています。</p> <p>FitTextを使用しないで表示しています。</p> </div> </div> <script src="jquery-1.10.2.min.js"></script> <script src="bootstrap.min.js"></script> <script src="fittext/jquery.fittext.js"></script> <script> $(".ft1").fitText(); $(".ft2").fitText(1.5); $(".ft3").fitText(0.5); </script> </body> </html>